展望2018.11.24

金がなくてもできる遊び教えろ
たとえば写真にしろ釣りにしろ、道具を使う趣味は金がかかります。
ただ頭を使えばそれなりに金をかけずにいくらでも楽しむことはできます。
だけどそれでは市場が成り立たないので、マスメディアを使って消費を煽るわけです。
私が釣りにハマったのは中学生から高校生の頃でした。
あの頃は第二次バス釣りブームとルアーブームの様相で、今から思えば相当煽られてしまいました。
ネットもなく、情報は口コミかメディアしかないわけです。
メディアではリールもロッドもルアーもラインも、どれも最高価格のモノが至高とあるわけです。
とある高級スピニングリールがありました。
とても買えるようなお値段ではありませんでしたが、プロやハイアマチュアはこぞってそのリールを使うわけです。
そのリールのドラグ性能は最高だとか、そのリールじゃないと釣りにならないとか、そう煽られるわけです。
ロッドでもそうです。
ラインでもそうです。
後年知りましたが、その高級スピニングリールのドラグ性能は4分の1の価格のスピニングリールと性能は変わらないのが事実だったそうです。
そもそもドラグ性能を気にしないといけないほど細いラインを使わなければいいだけなんです。
私達は常に情報に頼り、惑わされているわけです。
1000万円のポルシェでなければドライブは楽しむことができないのでしょうか?
現実はそうではないわけです。
私が最後にハマった釣りは鯉釣りでした。
数千円の竿に数千円のリールに安価で簡単な仕掛けにパンやらを餌にして、1mに迫る大物を釣るのです。
船もボートもいりません。
日本において一番身近で一番の大物釣りの一つが鯉釣りでした。
金をかけたら無限にかかりますが、最低限の装備と言えば釣具屋で売っている安売りの投げ竿に太い糸が巻けるリールなら何でもいいので実に金がかからなかったです。
釣り場も高速道路に乗らなくても、都市近郊の河川なり野池なりで充分なのです。
昔チヌ釣りにハマっていた時はエサ代だけで数千円でした。
鯉はパンがあれば上等です。
金をかけるなら無限にかける事が出来るのが釣りですが、安くすますこともできるわけです。
大事なことはお金をかけないといけない、と思い込んで行動することですね。
どうしてもお金がかかるのか、お金をかけないといけないと思いこんでいるだけなのか。
どんな趣味でも、その見極めが出来ないのであれば、その趣味に対する理解が浅いとも言えるのです。